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zoom RSS 渚にまつわるエトセトラ

<<   作成日時 : 2007/11/04 19:32   >>

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前回、人名用漢字の旧字体について書いたところ、京都大学人文科学研究所附属漢字情報研究センターの安岡孝一さんから「渚」という字の字体についてコメントをいただいた。紹介のあった参考文献にはまだ当たれていないが、ポイントは、1976年にこの字が人名用漢字に追加されて以降、ずっと2種類の字体(点があるものとないもの)が両方とも認められてきたということだと思う。

で、ふと思いついたのが、ぼくは古い時刻表をたくさん持っているので、北海道の「渚滑線」(1985年廃止)がどのように表記されているか調べてみることだった。結論としては、バラバラである。同じページの中に点ありと点なしが混在しているケースもある。以下に具体例を挙げてみる。(本当はスキャナを使いたかったんだけど、壊れてしまったようで、仕方なくデジカメで撮影しました。ちょっと見づらいです。)

(日本交通公社『時刻表』1963年7月号 371ページ)
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ゴシック体で書かれた区間の表示の部分は点がないが、明朝体で書かれたその他の部分は点がある。これは人名用漢字に追加される前であるが、両者が混在して使われていたことがはっきり分かる。

(日本交通公社『時刻表』1982年11月号 398ページ)
画像
時代が下がったこちらでは、すべて点ありとなっている。では点ありに統一されたのかと思いきや、同じ号の巻末の線名索引を見ると…
(日本交通公社『時刻表』1982年11月号 461ページ)
画像
こちらは点なしで記載されている。

あと気付いたのは、よほど気をつけてみないと両者の違いは分からないということ。活字がちょっとつぶれてしまうと、もはや全く区別がつかないだろう。要はどちらも同じ「なぎさ」という字だというのが正解なんだろうと思う。

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