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zoom RSS 常用漢字としんにょうの点の件

<<   作成日時 : 2008/12/01 22:22   >>

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やっぱり字体で大もめ―常用漢字改定」について

常用漢字の追加について記事を作成したところ、またしても安岡さんにコメントを戴いてしまいましたので、もう少し詳しく考えてみたいと思います。

えっと、文字コードの立場から言えば、追加が予定されている「遜」「遡」の点は1点でも2点でも大丈夫だとのこと。既にUCSに対して「1点しんにょうの遡」が追加要求されているんですね。つまり「1点」と「2点」を文字コード上でも区別する方向で動き出しているということでしょうか。

では、JIS X 0208やJIS X 0213との関係はどうなるんでしょうか。これらの規格では、1点しんにょうと2点しんにょうは包摂されている(=同じ字とみなされる)わけですが、実際にはしんにょうを含む表外字については、例示字形が1点になったり2点になったりと揺れ動いているわけです。JIS X 0208については、78年バージョンでは2点、83年バージョン以降は1点というのが基本だと思います。JIS X 0213については、2000年バージョンでは1点、2004年バージョンで表外漢字字体表に合わせて2点に変更されたということです。

で、「遜」「遡」は2点のものが人名用漢字に採用されていて、もし新しい常用漢字に1点の字体が採用された場合、これまでに名付けられた人名を変更するわけにはいかないので、情報機器においても両方の字体を使い分ける必要が出てきますよね。したがって、JIS X 0213も再度バージョンアップを行って、別のコードポイントに1点の字体を割り当てることになる、と(冒頭の話というのは、1点字体の追加を行った上で、UCSとの関係はとりあえず将来的には問題ないだろうということ)。

そうするとJIS X 0208:1997やJIS X 0213:2000で作られた文章で、1点のつもりで書いた文字が2点になるのが大変ですが・・・、これはJIS X 0213:2004の時点で既に顕在化している問題ですね。新たに問題になるのは、JIS X 0213:20xx(新常用漢字対応後)で作られた文章で、1点のつもりで書いた文字が、過去のバージョンでは表示できないというくらいか。あと旧バージョンとUCSの関係がぐちゃぐちゃになるけど、それももう仕方のない話なんですね。そういう意味で、文字コードの問題だけで言えば、新たに追加される字形が1点しんにょうであってもあまり大きな影響はないということなのかな。

「謎」も基本的には同じですよね?

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